マッキーとマッサン二人の視点から、工房や家具のこと、日々のあわを綴った勝手気ままなブログです。
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やっと抽斗付きのテーブルを改良しました!

一月は、以前からの懸案事項だった

構造的に脆弱な抽斗付きのテーブルの改良に時間を費やしました。

 

抽斗の使い勝手と、構造の両立に頭を悩ませ、見た目も考慮しつつ

図面を描いたり、いろいろな資料をあさってみたりして

導き出した答えが以下の構造です。

 

テーブル改1

以前のtable2との大きな変更点は

脚の長手方向を結ぶ構造体を新たに組み込んだ事です。

また、抽斗の受け材とも連結することで

水平方向の動きに対して、さらに抵抗できるようになりました。

 

構造体としては一般的かもしれませんが

見た目や使い勝手も考慮した上で考えると、

「これだ!」という回答を導きだすのに結構時間を費やしてしまいました。

 

最初の抽斗付きテーブルは天板に力が加わる度に振動し

商品になるような代物では無かったのですが

今回は通常使用に十分耐えうるテーブルです。

実際に使用し、経過を観察してみようと思います。

 

テーブル改2

 

使い勝手と構造だけにとらわれると見た目が二の次、三の次

になりがちですが、いい家具(私好みの家具)のほとんどが

各々の要素がバランスよく解決されており

本当に無駄な部分がないんですよねー。

 

作り手は、ついデザインや製作した時間等を付加した上で自分の商品を

見てしまう、要は愛着が湧いてしまうんです。

でも、お客様にはそんな職人の苦労や愛着などは関係なく

見て、手にとって感じたモノが全てだと思うのです。

 

だから、より良いモノを作るためには自身の思い入れを捨て

商品を否定する事(一からやり直す事)も時には必要なことなのです。

 

今回、本当の意味でデザインするとはこういう事なんだなーと

改めて思いました。

 

 

 

 

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